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社内ラジオから社外ポッドキャストへ。スクラムマスターが始めた『イドバタラジオ』誕生の裏側

はじめに 

BEMA Lab編集部の濱松です。

株式会社メンバーズのエンジニア事業部では、スクラムマスターたちが2023年10月から社内でポッドキャストの配信を始めました。その名も『イドバタラジオ』です。

配信を立ち上げたのは、スクラムマスターの小島 啓輔Open in new tabさん。
スクラムマスターとして日々感じていることや、現場での学びをアウトプットする場としてスタートしました。初期は
大和 拓朗Open in new tabさんと2人で配信を行い、その後、新岡 崚Open in new tabさんも加わり現在のメンバーとなりました。

当初は社内向けのクローズドな取り組みでしたが、2025年7月からは社外向けポッドキャストとして、Spotify・Apple Podcastでの配信もスタートしています。

初回配信から2年以上が経ち、社外配信ではゲストを招く回も増え、スクラム界隈でも少しずつ認知されはじめました。現在は社外向けは月2回、社内向けには週1回の配信を目標に定期的に配信しています。

今回は、社内のイドバタラジオの配信内容をもとに、これまであまり語られてこなかった「イドバタラジオ誕生の裏側」や、社外公開に至った経緯、配信メンバーの思いを編集部の視点からご紹介します。

社内の採用広報メンバーが、デザイン経験を活かして制作したロゴ

社内ラジオから始まった『イドバタラジオ』

イドバタラジオは、社内の知識共有の一環として始まった取り組みです。

社内のナレッジ共有ツールに動画や音声コンテンツを流すアイデアと、小島さん自身の「ポッドキャストが好き」という気持ちが重なり、活動はスタートしました。

この取り組みを「社外公開」へと強く推進したのが、現在、企画・編集などの裏方を担当する塚原 健斗さんです。

塚原さんは、エンジニア事業部とは別部門に所属し、エンジニア採用に携わっています。メンバーズの技術ブランド強化や認知度向上をミッションとし、イドバタラジオもその活動の一環としてスタート。塚原さんは立ち上げ当初から、運営に深く関わってきました。

2025年4月、採用候補者への情報発信をさらに強化しようと動く中で、以下の課題を感じていたそうです。

「社内には優秀なエンジニアがたくさんいるのに、その魅力が外部に伝わっていない」

塚原さんはこのギャップを埋める方法として、イドバタラジオの社外公開をスクラムマスター3名に提案しました。

小島さんには迷いもありました。
社外に公開することで、これまでのように自由に話せなくなるのではないかという懸念があったためです。

それでもスクラムマスター同士で議論を重ねる中で、「まずはやってみよう」という結論に至り、社外配信に踏み切ることになりました。

実際に始めてみると、社外のゲストを呼んで話すなど新しい楽しさも増え、現在では「公開して良かった」と感じているそうです。

スクラムマスターらしい運営スタイル

イドバタラジオの特徴の一つは、スクラムマスターならではの運営方法です。

収録自体はGoogle Meetを使ったシンプルなものですが、運営の進め方はとても計画的で、配信活動にもスクラムの考え方が取り入れられています。

1ヶ月1スプリントの配信サイクル

具体的には、次の流れで運営されています。

  • 月初:プランニング

  • 月2回:収録

  • 月末:振り返り

さらに、収録から公開までのリードタイムが長いという課題に対しては、Value Stream Mapping(バリューストリームマッピング)という手法を活用。

制作プロセスを可視化し、どこにボトルネックがあるのかを分析。そのうえで改善のための実験を繰り返しています。イドバタラジオの運営には、エンジニアリングの知見やアジャイルの考え方がしっかり活かされています。

プランニングで実際に使われているMiroボードの一部

配信を通して生まれた、思いがけないつながり

社外公開は、当初の想定を超えるポジティブな反響を生みました。
社外のスクラムコミュニティで

「ポッドキャストを聞いています」

と声をかけられるようになり、配信メンバーたちは有名人になったような体験をしているそうです。
さらに、出演したゲストのご家族から

「普段仕事の話をしないが、元気でやっている話を聞けて良かった」

という感動的なメッセージが届くなど、温かい反響も寄せられています。

また、社内の広報関係者が注目して聞いていたり、執行役員から「どうやってポッドキャストを運営しているのか」と問い合わせが来ることもあるそうです。

この発信活動が社内の人々をつなぐ「ハブ」のような役割を果たしています。

より多くの人に届く場へ、社内エンジニアの発信も

イドバタラジオの目的は「メンバーズのエンジニアリングを知ってもらうきっかけ」を作ることです。 

企画や編集を担当する塚原さんは、今後の展望について次のように話しています。
「このラジオが、メンバーズのエンジニアリングを知ってもらう入り口になれば嬉しいです。もっと多くの方に聞いてもらえるようにしていきたいですね。」

また、新岡さんは、これまで社外ゲストを中心に配信してきた経験を踏まえ、「今後は社内のエンジニアにもゲストとして参加してもらいたい。」と語っていました。

メンバーズには多様なバックグラウンドを持つエンジニアが在籍しています。
イドバタラジオを通して、エンジニアの魅力や現場のリアルな声を社外に届けていくことも、今後の大きなテーマの一つです。

これからも、スクラムマスターらしい試行錯誤を続けながら、スクラムを中心としたエンジニアリングの魅力を発信していきます。

今後のイドバタラジオの広がりにも、ぜひご注目ください。

編集部より

実際に私も過去に、社内のイドバタラジオにゲストとしてお呼びいただき、お話ししたことがあります。スクラムマスター3名の絶妙なコンビネーションのおかげで、とても気持ちよくお話しできたことを今でも覚えています。

社内でもスクラムマスターの方と関わる機会も多いのですが、イドバタラジオを通してスクラムを学ぶ機会にもなっています。これからのラジオの広がりを、陰ながら楽しみにしています!

リンク集

🍵 日常の合間に、現場の「イドバタ」を聴く
スクラムマスターがパーソナリティを務める
『イドバタラジオ』は、Spotify・Apple Podcast・YouTubeOpen in new tabで配信しています。

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この記事を書いた人

BEMALab 編集部
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