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イベントレポート:t-wada氏講演「ひとり のプログラマ、問題解決者としての原理原則とワークフロー」を開催しました!

はじめに

こんにちは、株式会社メンバーズのデブオプスリードカンパニーOpen in new tabの寺田です。

DevOpsLeadカンパニーではラボと称して金曜の午後に自己実現のための活動を行っております。
先日、私が参加している技術育成チームで、テスト駆動開発(TDD)の第一人者として知られるt-wada(和田卓人)さんをお招きし、「ひとりのプログラマ、問題解決者としての原理原則とワークフロー」というテーマで社内講演会を開催しました。

今回は、オンラインで開催された当日の熱気溢れる様子をレポートします!

t-wada(和田 卓人)さんのxアカウント:https://x.com/t_wadaOpen in new tab

開催の概要

本イベントは、t-wadaさんが実際に参画された案件をベースに、プログラマ、そして「問題解決者」として大切にしている原理原則や、日々の開発ワークフローについてじっくりとお話しいただく貴重な機会となりました。
開催日時: 2026年2月10日(火)10:00〜12:00
開催場所: オンライン(Google Meet)
使用ツール: Slack, Slido

当日の様子:2時間で1,000件超の熱いコメント!

当日は、ビデオ会議ツールのGoogle Meetに加え、質疑応答のためのSlido、そして実況用のSlackチャンネルを活用しました。
最大で180人を超える方にご参加いただきました!
特にSlackでの盛り上がりは凄まじく、t-wadaさんの金言が飛び出すたびに、参加者が感想や気づきをリアルタイムで投稿。
2時間の講演時間中に、なんと1,000件を超えるコメントが寄せられました。

t-wadaさんが「応援上映のようなもの」と表現された通り、オンラインの枠を超え、オフラインさながらの一体感が生まれた熱狂的なイベントとなりました。

講演の内容:問題解決者としての原理原則

本セッションは、旭川にて開催された『TechRAMEN 2024 ConferenceOpen in new tab』の基調講演を再演していただいたものです。新設カンファレンスのためにt_wadaさんが制作された、非常に密度の高い内容となっております。また、現状スライドが一般公開されていないレア講演ともなっております。

講演では、t-wadaさんが実際に経験されたプロジェクトを題材に、主に3つのキーワードを軸にお話しいただきました。本記事では、その中から特に重要なエッセンスを凝縮してお伝えします。

1.問題構造分析:問題の核にアプローチする

目の前の問題をどう定義し、真因を特定して解決に導くか。 t-wadaさんが実践している問題解決フレームワークを交え、複雑な問題に対して本質的なアプローチを行うための思考法についてお話しいただきました。

2.インクリメンタル:学びと価値からアプローチする

前章の内容を元に、解決すべき問題を見つけたのち、具体的にどのように開発を進めるのかをお話しいただきました。特に、不確実性を制御するZFR(ZeroFeatureRelease)の概念や、設計の根幹をなすデータモデリングの手法は、現場ですぐに活かせる、気づきの多い内容でした。

3.イテレーティブ:アジリティとTwo-way door

1章・2章の思考を土台に、変化に強い開発体制をどう構築するか。真のアジャイルな動き方やイテレーティブな開発のあり方について、撤退可能な意思決定を指す「Two-wayDoor」や、継続的な改善を象徴する「リアーキテクティング(ソフトウェア式年遷宮)」などのキーワードを軸にお話しいただきました。

参加者の声

アンケートの結果、満足度が4.83という驚異的な数字になりました!

終了後のアンケートから一部抜粋します!
エンジニアだけでなくバックオフィスの方々からも高い満足度をいただきました!

「要件が固まっていない状況でも、できることはある」というZFR(ZeroFeatureRelease)の考え方が非常に印象に残りました。この種の講演会では抽象的な議論に終始し、実務への導入がイメージしにくいことも少なくありませんが、今回は豊富な具体例を交えてお話しいただいたおかげで、自身の業務に照らし合わせながら深く理解することができました。非常に学びの多い有意義な時間となりました。

日頃からt-wadaさんのスライドや記事を拝見し、周囲にも勧めているのですが、今回は初めて伺うお話も多く非常に新鮮でした。
特に「問題解決」を軸に据えた内容は、現在の実務に驚くほどマッチしており、大変有意義な時間となりました。

バックオフィス業務に従事していますが、「問題解決者」という役割は共通していると考え、参加させていただきました。
問題解決の本質とは何か、具体的なフレームワークやアプローチについて丁寧に解説していただき、非常に大きな示唆を得ることができました。

職種を問わず、あらゆるビジネスパーソンにとって非常に有意義で、ぜひ多くの人に聞いてほしいと思える素晴らしい内容でした。
特に問題解決とは何か、現状分析から始めて目先の課題ではなく根本の原因にアプローチするという考え方はどんなケースにも当てはまると感じました。

全体を通して、終始、学びの尽きない講演会でした。
現場ではAI駆動開発が主流で、いかにAIの手綱を引いていくか、という観点が議論の俎上にのぼりがちですが、そもそもエンジニアとして普遍の「問題解決者」という役割に対してどう向き合うべきなのか、という目線を丁寧に解説してくださり、今後の開発に臨む心意気を根本から変えようという大きな意識変革になったと感じました。
随所でご紹介いただいた書籍も自身の血肉とし、もっと価値の高いエンジニアとなれるようしっかり読んで取り込んでいきたいと思います。

社会人1年目として、理解が難しい部分もあったのですが、説明がとてもわかりやすくとても納得できる内容でした!

本記事執筆者の感想

・オンライン形式ならではの盛り上がりがあり、非常に充実した時間でした。オフラインとは異なり、リアルタイムにSlackへ感想を投下しながら視聴することで、ただ聴講するよりも内容が深く記憶に刻まれるのを実感しました!
・各章の内容が次章へと密接につながっており、講演の構成自体がインクリメンタルかつイテレーティブに組み立てられているようで、非常に印象的でした!

おわりに

プログラマとしてだけでなく、より抽象度の高い「問題解決者」としての姿勢を学んだ2時間でした。t-wadaさん、貴重なお話をありがとうございました!
今回の学びを、今後の日々の開発やワークフローの改善に活かしていきたいと思います。

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この記事を書いた人

寺田高志
寺田高志
2023年にメンバーズに中途入社。クラウドエンジニアとして働いています。最近はkubernetesに興味があります。
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